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こんにちは!
九州大学の編入試験に合格した『大学編入を目指す人のバイブル』管理人のタイヤキです!
ここしばらく更新をサボってしまっていてすみません。
2月と3月で卒論を書き、それが終わったらサークルの新歓、授業と研究、学会での研究発表など、
ここまで割とせわしなく過ごしててあまりうまく時間を作る事が出来ませんでした。
今日ようやく学会が終わり、いろいろとひと段落したので、これからは落ちつけるかなーって感じです。
サボってた期間も、いろいろ経験出来たので、その辺のことについてもまた今度ブログで書きますね!
更新頑張ります!笑
さて、久々の更新ですが、今日は『卒論の書き方』について僕が感じたことについて書いていこうと思います。
書き方といっても文章の書き方についてはあまり詳しくないので
「どうやったらあまり苦労せず卒論を完成させられるのか」という点について、
僕が思う、研究を進める上で注意することや大事にしたい事などを紹介しようと思います。
誰でも締め切りに追われて死にそうになりながら書くよりも
計画的に研究を進めてサラーっと書き終えたいものですよね。
そう思う人の役に立てれば嬉しいです!!
では、ココから↓↓
まず僕が実際に研究をして、卒論を書いた経験から
大事にするべきだ!と呼んで頂いているみなさんに伝えたいことは、
- 研究の目的(vision)をしっかり把握しておく事
- 出てきた結果に対して、自分なりの考察を持っておく事
- やった事をこまめにまとめておく事
以上の3点です!!
これをしっかり意識して研究ができれば、正直卒論時期にも苦労する事なく、
割とスムーズに卒論を完成させれると思います。
では各項目について細かく話していきますね。
研究の目的(vision)をしっかり把握しておく事
まず1番の『研究の目的(vision)をしっかり把握しておく事』についてです。
これめっちゃ大事です!
そんなん当たり前じゃん!って思う方もおられると思うのですが、
意外にこれがわかってない人は多いんじゃないかなって感じました。
特に、「この研究何に役に立つかわからんよねー」とか「なんでこの研究やるんだろ」って思っている人は要注意!
どんな研究でも基本的には世の中の役に立つために研究をしているはずです。
その中で、例えば理学部では事象の法則の発見といった基礎研究が行われ、
工学部ではそれが幅広く世の中の役に立つように発展させるための研究が行われています。
これは一例ですが、どの研究も世の中を良くするために目的を持って研究が行われています(2回目。笑)
どの研究にも目的があリます。この目的を把握しているかしていないかでは大違いで、
僕はここでまず研究の進度に差が出るんじゃないかなと考えています。
というのも目的をしっかり把握していて、その研究で実現したい事がわかっている人は
「自分が何をするべきか」という事が明確にわかるんです。
『目標があるから頑張れる』という言葉ありますよね、
僕はあれは結構本当だと思っていて、逆に目標がないと自分が何をしたらいいか、
何をすべきかどうかわからなくなってしまって、
モチベーションも上がらず、研究が進まないんです。
そして、致命的な部分が、自分で研究を進める事が出来ない事。
目的が見えてないと、先生に言われた事しか出来ない、
先生の操り人形のような関係にんってしまいます。
これだとせっかく研究をしていても楽しくないし、何より考える力が身につきません。
なので、みなさんが研究をされる際は、
是非目的をはっきりさせて、それに向かって自分で考えながら突き進むようにしてください。
出てきた結果に対して、自分なりの考察を持っておく事
次に2番の『出てきた結果に対して、自分なりの考察を持っておく事』についてです。
先に書いたような自分で考える事にも繋がりますが、
出てきた結果に対して自分なりの考えを持っておくのはとても重要です。
シミュレーションでも実験でも自分がした事の結果に対して
「ここがこうだったからこの結果になった、だから次はこうしてみよう」
というのは常に考え、自分なりの考えを人に伝えられるようにしましょう。
それがないと成功した時はまだ良いですが、
うまくいかなかった時にその結果がただの失敗になってしまいます。
僕自身も失敗談があって、ゼミ準備に時間が取れなくてその時出てた結果を適当にパワポに貼り付けて発表した時はこっぴどく先生に怒られました。「ゼミは考察をする場所ではない。自分の考えを述べてそれについてみんなで議論する場だ。」そう言われた時は確かにそうだと思ったし、反省しました。
そして、たとえいい結果がでなかったとしてもその原因を考察する事で、
それが自分の成果になります。
最終的には目的を達成できるような結果を出す事が出来れば一番ですが、
その過程で何が起きて何を修正したら解決できるのか、
もしくはその修正では解決できず、他の方法の提案が必要であるというのは興味がある人にとってはとても有益な情報です。
その積み重ねが出来れば十分学会などでも発表できる成果になります。
自分の考えがあれば先生も意見やコメントをくれたりして助けてくれます。研究を進めるための建設的な議論ができます。
失敗を失敗で終わらせないため、研究を進めるため、そのために『出てきた結果に対して、自分なりの考察を持っておく事』、是非実践してみてください。
やった事をこまめにまとめておく事
次に3番目の、『やった事をこまめにまとめておく事』についてです。
今までは研究に対する姿勢についてみたいな文になっちゃいましたが、
卒論を仕上げるために、
というタイトルにはこれが一番あっているかもしれないですね。
ここまでで、研究を進める上で大事にして欲しいことを2つ述べてきました。
その2つができていれば、研究はだいたいそれなりに成果がでると思っています。
あとはそれをまとめて発表したり、文字におこすというのが大事になります。
いかにうまくいった研究でも、
他の人に伝わらなければ何の意味もなくなっちゃいます!笑
そこで役に立つのが、『やった事をこまめにまとめておく事』です。
僕たちのところでは、ゼミが週一であったので、結構できたいたと思います。
その時は結構大変だったけど、そのおかげで最後は本当にらくができました。
パワポとかもゼミ資料からコピーしてくるだけで完結したりしてました。笑
文書もゼミで発表した事を文字にして体裁を整えたというような部分がほとんどで、
ほとんど滞る事なく論文を書き終える事ができました。
一番考えたのは、卒論をどういう順番で書こうかなーというような構成の部分でした。
ちなみに大学の卒論はさすが研究機関だなといった感じで結構しっかりしています。
僕の高専だけかもしれませんが、
高専の時の卒論はあまり体裁などを気にせず、
章分けだけして、あとは好きなように書いていました。
しかし大学では、
決められたフォーマットに沿って、
章分けはもちろんその中も第1節、第2節などというように細かく分けて、
その分詳しく記述する必要があります。
だいたい誰もが50ページ程度の論文を完成させて仕上げます。
作ったものはしっかり製本され、
それをみた時は本格的なできあがりすぎて感動しました。
話が逸れましたが、最後に苦労しないためにも、時運のした事を漏れなく伝えるためにもやった事をこまめにまとめておく事はとても重要です。是非実践してみてください。
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